新築の家を建てたとき、あるいは長年住んだ我が家をリフォームするとき。多くの方が建物本体の間取りや内装にはこだわりますが、意外と後回しにされがちなのが、駐車場や庭、門まわりといった「外構(エクステリア)」です。
しかし、実際に住み始めてから「もっとこうすればよかった」と後悔するポイントとして、外構は常に上位に挙げられます。 「駐車場が使いにくい」「雨の日に水たまりができる」「外からの視線が気になる」「雑草の手入れが大変すぎる」……。こうした日々のストレスは、生活の質を大きく下げてしまいます。
そして、これらの失敗の原因のほとんどは、「業者選び」にあります。 外構工事には決まった定価がありません。依頼する業者によって、提案内容も、工事の品質も、そして費用も驚くほど変わります。数ある業者の中から、本当に信頼できるパートナーを見つけることは簡単ではありません。
この記事では、東近江市で公共事業から個人の外構工事まで数多くの実績を持つ株式会社日進が、後悔しない外構工事を実現するために、契約前に必ずチェックしてほしい「良い業者を見分ける5つのポイント」を解説します。専門用語ばかりの難しい話ではなく、プロがどこを見ているのか、分かりやすくお伝えします。
なぜ、業者選びで失敗してしまうのか?

外構工事は、建物本体の工事と比べて「安く済ませたい」と考えられがちです。しかし、実際には非常に専門性の高い知識と技術が求められる分野です。
地面の下には、目に見えない配管が通り、土地ごとに土の固さや水はけの良し悪しが異なります。これらを正確に読み解き、適切な処置(基礎工事や排水計画)を行わなければ、見た目だけきれいでも、数年でボロボロになってしまいます。
技術力や経験の乏しい業者に依頼してしまった場合、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 施工不良: コンクリートにすぐひびが入る、ブロック塀が傾く、タイルが剥がれる。
- 機能の欠陥: 雨が降ると庭がプール状態になる、車の底を擦るような勾配になってしまった。
- 金銭トラブル: 最初は安かったのに、工事中に「これも必要だ」と追加費用を請求される。
- 対応の不備: 工事が終わった後に連絡が取れなくなる、不具合を直してくれない。
外構は一度作ってしまうと、簡単にはやり直せません。コンクリートを壊して処分し、作り直すには、最初の工事以上の費用がかかることもあります。だからこそ、最初の業者選びが何よりも重要なのです。
チェックリスト1:透明性の高い「詳細な見積書」か?

良い業者を見分けるための最初のステップは「見積書」の確認です。見積書は単なる金額の提示ではなく、その業者の「仕事に対する姿勢」そのものです。
ここをチェック:「一式」表記に注意
最も注意すべきなのは、「外構工事一式 ○○万円」といった大雑把な記載です。これでは、具体的にどんな工事が行われるのか、何にいくらかかっているのかが全く分かりません。
信頼できる業者の見積書は、項目が細かく分かれています。
- 土工事: 土をどれくらい掘るのか、処分する土の量はどれくらいか。
- 基礎工事: 砕石(石)をどの厚みで敷くのか、転圧(締め固め)の手間賃。
- コンクリート工事: コンクリートの材料費、中に埋め込む鉄筋の費用、流し込む手間賃。
- 製品代と施工費: フェンス本体の価格と、それを取り付ける費用は別々に記載されているか。
このように内訳が明確であれば、他社と比較したときに「なぜこの金額なのか」が理解できますし、予算オーバーした際に「どこを削れるか」を相談しやすくなります。
ここをチェック:商品名や品番の明記
使用するフェンス、カーポート、ポスト、表札などの製品について、メーカー名や正確な品番、色が記載されているか確認しましょう。 悪質なケースでは、契約後に「在庫がなかった」などの理由で、勝手にグレードの低い商品に変更されたり、イメージしていた色と違うものが取り付けられたりすることがあります。契約書通りの製品が確実に使われるよう、品番まで明記してもらうことが大切です。
ここをチェック:安さの根拠
相場よりも極端に安い見積もりが出てきた場合は、すぐに喜ぶのではなく、一度疑ってみる必要があります。企業努力でコストを下げているなら素晴らしいことですが、中には「必要な工程を省く」「材料を減らす」ことで安く見せかけている業者も存在します。 例えば、コンクリートの厚みを薄くしたり、鉄筋の量を減らしたりすれば、材料費は浮きますが、強度は著しく低下します。「なぜこんなに安いのですか?」と質問したときに、納得できる説明が返ってくるかどうかが判断の分かれ目です。
チェックリスト2:地域での「豊富な施工実績」があるか?

業者の実力を知るには、過去の仕事を見るのが一番です。特に重要なのは、「その地域での実績」です。
ここをチェック:東近江市や滋賀県特有の気候への理解
外構工事は、その土地の気候や環境に大きく左右されます。 私たちの住む東近江市や滋賀県エリアは、冬には積雪があり、冷え込みも厳しい地域です。そのため、カーポートには積雪に耐えられる強度が必要ですし、コンクリートや土間には、凍結しても割れにくい対策や施工技術が求められます。 また、地域によって土壌の性質も異なります。水はけが悪い土地が多いエリアであれば、通常よりも念入りな排水対策が必要です。
遠方の業者や、この地域での経験が浅い業者の場合、こうした地域特性を考慮せずに、温暖な地域と同じ基準で設計・施工をしてしまうことがあります。その結果、最初の冬でカーポートが歪んだり、土間がひび割れたりするトラブルにつながります。「この地域で長く仕事をしている」ということは、それだけで一つの信頼の証と言えます。
ここをチェック:類似事例の提示
打ち合わせの際に、「うちの敷地と似たような条件での施工事例はありますか?」と聞いてみてください。 経験豊富な業者であれば、過去の事例写真や図面を見せながら、「このお客様のときは、道路との高低差をこうやって解消しました」「狭い駐車場でしたが、配置を工夫して停めやすくしました」といった具体的な話をしてくれるはずです。施工前(ビフォー)と施工後(アフター)の写真があれば、その業者の提案力や解決力がより明確に分かります。
チェックリスト3:責任の所在が明確な「自社施工体制」か?
外構業者には、大きく分けて「自社施工」の会社と、「下請けに丸投げ」する会社があります。この違いは、コストや品質、そしてトラブル時の対応に大きく影響します。
ここをチェック:誰が工事をするのか
自社施工(おすすめ): 契約した会社の社員、または専属の職人が工事を行います。
下請け施工(丸投げ): 契約した会社(ハウスメーカーや営業会社)は窓口業務だけを行い、実際の工事は別の下請け業者に発注します。
自社施工のメリット
まず、費用面でのメリットが大きいです。下請けを使う場合、元請け業者の利益(中間マージン)が上乗せされるため、どうしても割高になります。自社施工であれば、適正な価格で質の高い工事が可能です。
次に、品質と伝達の正確さです。自社施工の場合、営業担当者と現場の職人が密に連携を取っています。「ここのデザインはこうしてほしい」というお客様の要望が、ダイレクトに現場に伝わります。 一方、丸投げの場合、「営業マンに伝えたはずなのに、職人さんが知らなかった」という伝言ゲームのようなミスが起こりがちです。
そして何より、責任の所在がはっきりしています。万が一何かあった場合、「それは下請けのミスだから」と言い逃れすることなく、自社の責任として迅速に対応してもらえます。
チェックリスト4:「円滑なコミュニケーション」と「高い提案力」があるか?

外構工事は、お客様と業者が協力して作り上げていくものです。担当者との相性や、話しやすさは非常に重要です。
ここをチェック:要望の奥にある「生活」を見てくれるか
単に「カーポートをつけたい」「庭に芝生を敷きたい」という要望をそのまま見積もりにするだけなら、誰にでもできます。 良い業者は、もう一歩踏み込んで質問をしてくれます。 「お車の出し入れは毎日されますか?」 「お子様は庭でどのような遊びをされますか?」 「将来、車の台数が増える予定はありますか?」
こうした質問を通じて、お客様自身も気づいていなかった課題や将来のリスクを発見し、プロとしての解決策を提案してくれるかどうかが重要です。「その配置だと、車をバックで入れるときに死角ができて危ないですよ」「天然芝はお手入れが大変ですが、大丈夫ですか?リアルな人工芝という選択肢もありますよ」といった、メリットだけでなくデメリットも含めた提案をしてくれる業者は信頼できます。
ここをチェック:専門用語を使わず説明してくれるか
外構工事には専門的な用語がたくさん出てきます。それをそのまま並べるのではなく、素人にも分かる言葉で丁寧に説明してくれるかもポイントです。質問したことに対して、曖昧にごまかさず、誠実に答えてくれるかどうかも確認しましょう。 また、連絡のレスポンスの速さも重要です。見積もりや図面が出てくるのが遅い、質問メールへの返信が数日来ない、といった業者は、工事が始まってからも工程管理がルーズになる傾向があります。
チェックリスト5:長期的な安心につながる「アフターフォローと保証」

外構は、完成して引き渡されたときがゴールではありません。そこから何十年と使い続けるスタート地点です。 自然環境にさらされ続ける外構は、経年変化が避けられません。だからこそ、作った後の面倒を誰が見てくれるかが重要になります。
ここをチェック:保証書の発行
口約束での「何かあったら直します」は、いざという時に役に立たないことがあります。契約前に必ず確認していただきたいのが、「保証書」の有無と、その内容です。
- 期間: 工事完了後、何年間の保証があるか。(例:構造物は5年、植栽は1年など)
- 範囲: どのような不具合が保証の対象になるか。
- 免責: どういう場合は保証されないのか。(例:台風や地震などの天災、お客様の不注意による破損など)
これらが書面で明確にされていることで、安心して工事を任せることができます。
ここをチェック:すぐに駆けつけてくれるか
物理的な距離も、安心材料の一つです。何かトラブルがあったとき、車で1時間以上かかる遠方の業者よりも、地元・東近江市にある業者のほうが、すぐに駆けつけて対応できます。 地域密着で長く営業している会社は、地元の評判を何よりも大切にします。「あそこの会社は工事した後も親切だ」という評判こそが、次の仕事につながることを知っているからです。そのため、売りっぱなしにせず、アフターフォローにも誠実に対応してくれる傾向が強いのです。
まとめ:信頼できるパートナー選びが、理想の住まいへの近道
外構工事は、決して安い買い物ではありません。そして、毎日目にする場所であり、毎日使う場所です。 だからこそ、提示された金額の安さだけで業者を決めてしまうのではなく、今回ご紹介した5つのポイントを参考に、じっくりと業者を見極めてください。
- 詳細で分かりやすい見積書を出してくれるか?
- 地域での実績が豊富で、気候風土を理解しているか?
- 責任を持って工事をしてくれる自社施工体制か?
- 親身になって相談に乗り、プロとしての提案をしてくれるか?
- 工事後の保証やアフターフォローがしっかりしているか?
これら全てをクリアできる業者であれば、きっと満足のいく外構工事ができるはずです。
東近江市での外構工事は、株式会社日進にご相談ください
私たち株式会社日進は、東近江市を中心に、長年にわたり公共事業から一般住宅の外構工事まで幅広く手掛けてきました。 公共工事で求められる厳しい品質基準をクリアする確かな「技術力」と、地元企業ならではのフットワークの軽さ、そしてお客様一人ひとりに寄り添う「提案力」に自信があります。
「何から考えればいいか分からない」「他社の見積もりが適正か見てほしい」といったご相談でも構いません。もちろん、見積もりには詳細な内訳を記載し、一つひとつ丁寧にご説明させていただきます。 お客様の理想の住まいづくりを、私たちが全力でサポートいたします。まずは一度、お気軽にお問い合わせください

